毎日の洗濯、お疲れ様です!
衣類に油が飛んでシミになった…
皆さんも1度は経験したことがあるのではないでしょうか?
料理中の食用油であったり、
焼肉や鉄板焼のとき、
美味しいアヒージョを食べているとき、
またチョコレートがついてしまったり、
というように、日常生活の中でいつでも起きる可能性があるのが、この油汚れです。
しかも油は水に溶けないため、普通に洗っただけでは汚れを十分に落とすことはできません。
シミになってしまい、お気に入りの衣服とサヨナラすることも…(涙)
そこで今回は、そんな油汚れに効果的な洗い方をまとめました。
少し答えを言いますと、
頑固な油汚れには下洗いがとても効果的
なんです。(ゴニョゴニョ)
ではどうぞ。
目次
油汚れを落とす方法
それでは、効果的な油汚れの落とし方を解説していきます。
用意するもの
まず、ご用意いただくものは、
・洗濯用の液体洗剤
・食器用の洗剤
・タオル
・使い古しの歯ブラシ
です。
1.シミの裏にタオルを当てて汚れ移りを防ぐ
洋服を裏返して、シミの裏にタオルを当てます。
こうすることで、他のきれいな部分に汚れが移ることを防ぐことができます。
2.食器用洗剤をかけ汚れを浮かす
食器用洗剤の原液を、シミに直接数滴かけます。
そうするとジワッと汚れが浮き出てきます。
食器洗剤のCMにあるように、汚れたお皿に洗剤をたらしたときに、汚れがぶわっと分離するようなイメージです。
汚れが浮いたら軽く揉んで、洗剤を馴染ませます。
3.歯ブラシで叩いて汚れを取る
歯ブラシでシミの部分をトントン叩きます。
タオルに汚れを移していくという感覚で行ってください。
汚れを落としたいためにゴシゴシと擦ってしまうと、汚れが広がったりして落ちにくくなってしまいます。
擦らずに、必ずトントン叩くようにしてくださいね。
≪ワンポイント≫
・固形物がついている場合は、3まで行った後に汚れの裏からお湯で流す。
チョコレートや子供のお菓子などがついているときは、これをすることで汚れをより落とすことができます。
お湯の温度は、40℃程度が最適です。
・汚れがひどい場合は一旦お湯で流し、1~3をもう一度繰り返します。
1~3を繰り返すことで、汚れがより落ちます。
このときの注意点ですが、3まで終わったあとは、揉まずにお湯を流しながら洗剤を流しましょう。
揉むと汚れが染み込んでしまうこともありますので、浮かして流す方がより効果的です。
4.洗濯機に入れていつも通りに洗う
軽いシミの場合、あとは洗濯機に入れて回すだけです。
もちろん、他の衣類と一緒に洗濯して大丈夫です。
私は汚れがまだ薄くでも残っている場合は、ここでワイドハイターEXのような酸素系漂白剤を、シミの部分にかけて回しています。
そうすると、洗濯後スッキリ綺麗になった服に驚くでしょう。
頑固な油汚れを落とす方法
ここで、より頑固な油汚れの取り方をご紹介します!
普通の油汚れなら、先に説明した方法でほぼ落とすことができます。
でも、ご家族の作業着の油汚れ、お子さんの自転車のチェーンでの油汚れ、などは汚れがなかなか落ちず、お母様泣かせですよね。
そんな汚れも、下記の方法を試してみてください。
用意するもの
・酸素系漂白剤(ワイドハイターEXなど)
・洗濯用の液体洗剤
・洗面器
・ゴム手袋
1.少し集めのお湯を用意する
50℃くらいの少し熱めのお湯を、洗面器に用意します。
沸騰したお湯に同量の水を入れると、だいたい50℃になります。
お湯の量は、汚れた部分がしっかり浸る程度を用意してください。
気をつけたいのは、洗面器ではなく洗濯機を使うのはやめること。
洗濯槽は熱に弱いため、変形など故障の原因になります。
そのため、必ず洗面器で行いましょう。
2.酸素系漂白剤と洗濯用の液体洗剤を洗面器に入れ、混ぜ合わせる
酸素系漂白剤と洗濯用液体洗剤は、ほとんどが同時に使用できますので基本的には混ぜても問題ありません。
ただし、本当に混ぜても大丈夫かを、皆さん確認してくださいね!
そして、作業する時は必ずゴム手袋を着用しましょう。
漂白剤と液体洗剤は、お湯の分量に対して適切な量を入れてください。
汚れがとても頑固な場合は、少し濃いめで作ることをおすすめします。
液剤は、洗面器の中でよく混ぜてください。
3.汚れの部分をこの液剤につける
汚れた部分をこの液剤にしっかり浸しましょう。
汚れの程度にもよりますが、時間は30分~1時間ほど浸け置きしましょう。
浸け置きつけおくことで汚れをどんどん浮かしてくれます。
このまま、汚れが剥がれるのを待ちましょう。
4.洗濯機に入れて回す
浸け置きした衣類を、いつも通りに洗濯します。
これでほとんどの汚れは、綺麗に落ちるでしょう。
それでも汚れが残っている場合は、1~4をもう一度繰り返すとさらに汚れが落ちます。
時間がないときに、私はシミ部分に漂白剤を直接かけて、再度洗濯機で回しています。
(直接かけても問題ない漂白剤かは、必ず確認してくださいね)
そうすると、かなり汚れがとれますよ!
最後に
油汚れを落とすポイントは、汚した時から始まっています。
汚してしまったからといって、絶対こすらないでくださいね。
繊維の内部に浸透し、落ちにくくなってしまいます。
油汚れは、普通のお洗濯ではなかなか取れません。
そんなときは、ここで紹介した方法を是非お試しください。
きっと綺麗になりますよ!
みなさんのお洗濯が幸せでありますように。