毎日のお洗濯お疲れ様です。
おしゃれ着などのお気に入りの服がピシッと綺麗にお洗濯できていると、気分も上がりますよね。
しかし、そういったお洋服はお手入れが大変なものが多いです…。
お洗濯をしたら、型くずれしてしまいショックだった、という経験は誰もが一度はあるのではないでしょうか?
今回は、
お洗濯で型くずれしてしまう原因
型くずれを防ぐために気をつけること
をご紹介したいと思います。
なぜ型くずれが起きるのか?
まず頭に入れておきたいことは、洋服は収縮によって型崩れするということです。
それなら収縮しないようにすればいいのね!
ということになりますが、洋服を100%収縮をさせないことは、ほぼ無理なのです。
原因は、衣類が水に濡れることにあります。
服が水に濡れると、繊維が膨張し糸同士の間隔が狭くなり、その結果縮んでしまいます。
つまり、お洗濯したりクリーニングして衣類が水に触れる機会があれば、少なからず収縮は起きます。
またその他にも、洋服の曲げ伸ばしや擦れなども原因になってきますので、洋服の縮みを防ぐことはほぼ不可能…。
では、少しでも型くずれを防ぐようにお洗濯するには、どうしたらよいのでしょうか?
型崩れを防ぐ洗濯方法
まずお洗濯をする前に重要なことは、洋服についているタグを確認することです。
タグをみて、洋服の素材がどういったものであるのか、どのようなお洗濯方法がよいのかを確認します。
水洗いができるのか、水の温度は、洗いかたはどうしたらよいのかは1枚1枚違います。
しっかりと確認し、水洗いできないものはクリーニングに出すなど対応しましょう。
では、型くずれをしないための洗濯方法を、詳しくご紹介したいと思います。
すべて、日常のお洗濯の際、少し気を付けるだけでできるものばかりです。
①洗濯ネットを使う
洋服をたたんで洗濯ネットに入れ、洗濯をすることで、洗濯機の中で洗っているときに洋服が動いて、擦れるなどして型くずれをしたり、シワがついたりすることを防ぐことができます。
スラックスなどを洗うとき、洗濯ネットを使用するのと、しないのでは、格段に仕上がりが違います。
私は一度洗濯ネットを使わず洗ってしまい、シワだらけになり、折り目がいくつもついてしまってショックを受けたことがありました。
大切な洋服、型くずれさせたくない洋服を洗うときは洗濯ネットの使用をおすすめします。
②洋服に合った洗剤、柔軟剤を使用する
おしゃれ着洗いに適した洗剤など、今は色々な素材に対応する洗剤、柔軟剤が販売されています。
それぞれの洋服に合ったものを使用しましょう。
③洗濯機のコースはそれぞれあったものに
洗濯機のお洗濯コースには色々なコースがあります。
標準コース、毛布、手洗いコース、おうちクリーニングなど、最近では色々なコースがついています。
ご自宅にある洗濯機のコースの中で、1番合うものに設定しお洗濯しましょう。
型崩れを防ぐ干し方
次に、干すときのワンポイントをご紹介します。
お洗濯が終わって、干すときにひと工夫することで、仕上がりが格段に違いますよ。
①形を整えながら干す
洋服が収縮していることを考慮して、縫い目を引っ張りながら干していきましょう。
また、シワは手でプレスしながらパンパンと伸ばしていきましょう。
濡れた洋服が乾くという行程は、型くずれがおこったり、洋服にくせが1番つきやすいときです。
ここで一手間加えることで、型くずれ、シワを防ぐことができます。
②ハンガーはサイズがあったものを使用する
Tシャツを干す際は、肩の縫い目がしっかりとハンガーの上にのるように干すなど、服の型を崩さないように干すことが重要です。
洋服に対してハンガーが小さいと肩がだらんと下がってしまい、型くずれに繋がります。
また、トレーナーなどを干す際は、幅広ハンガーでないと、針金のようなハンガーでは、ハンガーそのものが変形してしまいます。
使用するハンガーにも注意していきましょう。
しかし、家に太いハンガーがあるとは限りません。
そういったときは、同じハンガーを複数重ねて干すことで、ハンガーの強度を強くし、対応することができます。
袴の洗濯のコツ!
ここで、
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袴などのひだのあるものを型くずれさせず、仕上げる方法をご紹介します。
今回は綿の袴で、洗濯機を使用した場合の方法です。
袴をひだを揃え綺麗にたたみ、最後は三つ折りにして洗濯ネットに入れます。
(ネットはたたみおわった袴を入れて、丁度くらいのものを使用してください)
洗濯のコースは脱水なしのコースで回します。
洗剤は少な目に入れてください。
お洗濯がおわったら、水を含んだままの袴を干していきます。
水がたれるので、移動の際は洗面器に入れて移動するなど気をつけてください。
また干すときは外で干すか、室内なら下に大きなバケツなどを置いて対応してください。
普通の針金のハンガーを使用しますが、重みで曲がってしまうので、2・3本重ねて使用します。
三つ折りの袴を、三つ折り前の状態までゆっくりと広げます。
干す向きは履くときと同じです。
腰で結ぶ紐の部分や背板などを何ヵ所も洗濯ばさみで止め、ハンガーから落ちないように固定します。
(私はいつも6箇所ほどとめています)
このときに袴の前側と後ろ側の高さがずれないように、裾が揃った状態を保つよう、ハンガーに止めて行くのがポイントです。
このように干せば、水が下に下がっていくのを利用し、ヒダがしっかりついて整い、またシワも取りながら干すことができます。
型くずれもなくシワもできない、でも簡単な干しかたです。
是非お試しください。
最後に
いかがでしたか?
今回は、型くずれを防ぐ方法を紹介させていただきました。
毎日のお洗濯をひと工夫でレベルアップ!
明日のお洗濯も楽しくなりますように。