毎日のお洗濯お疲れ様です。
お気に入りの洋服に毛玉ができてしまった・・・
子供服はかわいいけどすぐに毛玉が・・・
と、ショックを受けた経験があるかたも多いのではないかと思います。
私も今までたくさん毛玉に悩まされてきました。
そこで今回は、
毛玉はなぜできるのか?
毛玉を防ぐお洗濯はどのようにすればいいか?
についてご紹介したいと思います。
毛玉はなぜできるか?
そもそも毛玉というのは、毛羽立った繊維が束になり絡まったものです。
これは主に摩擦により発生します。
毛玉は洗濯をする際や、着用しているときにも、生地同士が擦れてすぐにできてしまうのです。
毛玉は静電気が発生し、繊維が絡み合うとできるので、ニットやタイツなどは、まさに毛玉がよくできるものであると言えます。
このように素材によって、毛玉ができやすいということがあるのですが、ではどういったタイミングで毛玉はできるのでしょうか?
主に4つの場面が考えられます。
①洗濯によってできる
洗っているときに衣類が絡み合って、毛玉が発生します。
②歩いているときなどに腕や股が擦れてできる
日常生活の中でも簡単にできてしまいます。普通に歩いているときにも、腕や股が擦れることでできてしまいます。
③座ってできる
椅子などに座ることによって、衣類と座っている接地面が擦れてできてしまいます。
④靴を履いるときにできる
靴下やストッキングが、くつとの間で擦れてできてしまいます。
このように毛玉というのは、洗濯だけでなく、日常生活の至るところで発生するということがわかると思います。
そして、その原因を取り除くことは困難です。
また、毛玉はポリエステルなどの化学繊維や、ウールなどの天然素材でできているものが、できやすいと言われています。
これは私たちの身近にある洋服によく使われている素材です。
毛玉ができないようにするには?
では、毛玉を少しでも作らないようにするためにどのような対策をすればよいのでしょうか。
①自分にあったサイズの洋服を着る
大きめの服を着ることで、摩擦面が大きくなってしまうことがあります。
そのため、あまりだぼだぼしていない、自分の体にあったサイズの服を着ることをおすすめします。
②続けて同じ服を着ることを避ける
気に入った服は続けて着てしまいがちです。
そうすると、おのずと着用している時間が長くなるため、毛玉ができやすくなります。
また何回も着るということは洗濯の回数も多くなるので、毛玉のできる原因が増えてしまいます。
続けて着用しないよう、うまくローテーションさせていきましょう。
子供は気に入った服を着がちです。
私も自分の好きな柄の服、好きな生地の服をいつも着ていた覚えがあります。
祖母にタンスの上から順番に着てねと言われても、下の方の気に入った服ばかり着ていました。
今思うと、うまくローテーションさせるために、祖母は洗ったら下に下にしまってくれていたのにと、申し訳なく思います。
このようなことが子供はありがちなので、お母様方気をつけて色々着させてあげてください。
③洋服用のブラシを使用する
着用後に洋服用のブラシを使うことで、ホコリや静電気を除去し、毛玉をできにくくすることができます。
④毛玉ができやすいものはクリーニングへ
毛玉ができやすいものはプロにお任せして、事前にできるのを防ぎましょう。
毛玉ができにくい洗濯方法は?
基本的には洗濯は毎回家で行う人も多いでしょう。
毛玉ができないように毎回クリーニング!という方はほんと少数ですよね。
(私のまわりにはそんな人いません・・・)
ということで、毛玉が付きにくい洗濯方法をここで紹介します。
①洗濯機の使い方は正しく!
洗濯物を無理に押し込んだりすると、擦れて毛玉の原因を作ることになります。
洗濯機を使用するときは、洗濯物の量に気を付けましょう。
②柔軟剤やおしゃれ着洗い専用の洗剤など、用途に合わせて使い分ける
洗濯の際の摩擦で起きる静電気を防ぐものや、着用しているときの静電気を防ぐなど、いろいろな用途のものがあります。
それぞれの生地にあったもので、色々なシーンに合わせた洗剤を使いましょう。
③洗濯ネットを使用する
洗濯ネットを使用することによって、衣類の絡みを防ぎます。
いろいろな大きさのネットを用意し、使い分けるとよいですね。
④靴下やタイツなどは裏返して洗う
裏返すことで、生地の表面に毛玉ができるのを防ぐことができます。
長持ちさせるために、お洗濯の前に是非試してみてください。
⑤丈が長いものは緩く結ぶ
タイツやハイソックスなど丈が長いものは、緩く結んで、洗濯の際絡むのを防ぎましょう。
抵抗があるというかたは、小さめのネットに入れたりするのもいいかもしれませんね。
次に、ニット類の洋服を扱う際に気を付けるポイントをご紹介します。
①タグで扱い方の確認
服についているタグを見て、どのような素材でできているか確認しましょう。
また、水温や洗剤、洗い方などお手入れの方法も確認し、それにそってお手入れしましょう。
②汚れてしまったときは擦りたくなるが、こすらず洗剤を染み込ませてからお洗濯を!
汚れがついてしまったとき、その部分を擦りたくなってしまいますが、擦ることは毛玉の原因になります。
ごしごしこすらずに、汚れの部分に洗剤を染み込ませてから洗うようにしてください。
③家でお手入れできないものは、迷わずプロにお任せしましょう
家でお洗濯できないもの、扱いが難しいと思ったものは、クリーニングなどプロに任せましょう。
最後に
毛玉ができてしまったら、毛玉取り専用ブラシや、毛玉取り機でとることは可能です。
しかし、取るには時間もかかりますし、取りきれないこともあります。
毛玉を少しでも少なくできるよう、毎日の生活の中でこれらのことを、少し気をつけてみてください。
毎日、楽しいお洗濯がでることを願っております。