毎日のお洗濯お疲れ様です。
お洗濯の際、気になることの1つが色落ちや色移りだと思います。
お母さんの素敵な色柄ものの服、お洗濯のときに色落ちしないかな・・・
お父さんのジーンズ、結構色落ちするのよね~
子供に作ってあげた習い事用のバック、手作りの給食のランチョンマット、大丈夫かしら・・・
と、日常には色落ちしやすいものが溢れています。
どのようなものが色落ちするのか?
色落ちや色移りを防ぐにはどうすればいいか?
今回はそのあたりを考えてみました。
ではどうぞ。
色落ちするものを見抜く方法
まずは、
色落ちするものなのかをどのように見抜くか?
についてです。
その方法は、やはり衣類などについているタグを見て判断するということになります。
タグには、
・白色及び淡色物と一緒に洗わないでください。
・洗濯の際漂白剤の使用はお避けください。色が変わる可能性があります。
・染色の性質上、汗、摩擦、水濡れによる移染があります。
などという、色に関わる表記がある衣類があります。
このようなタグが付いている場合は要注意です!
色落ちする可能性が高いので、気をつけなければいけません。
もし、タグがないときはどうしたらよいのでしょうか?
現代は手作りのオンリーワン商品や、フリーマーケットで手作りの商品が出回っています。
その場合多くは、タグがありません。
そういった場合は、次のような方法で色落ちを確認してみてください。
・エリや袖などを濡れたタオルで拭いてみる。
・着用した場合、服の色が体に移っているか確認する。
・つけおきしておくと色が抜けるか確認する。
これを試してみて、色落ちがあった場合、洗濯をしたときに色落ちすることが考えられます。
色移りとは?
次に色移りとはどのようなパターンがあるのか、ご紹介したいと思います。
色移りは大きく分けて2パターンあります。
1つ目は他の衣類からの色移りです。
色柄ものと一緒に真っ白なタオルを洗うと、タオルが染まっていたという経験が1回はあるのではないでしょうか?
私も赤色のTシャツと一緒に洗って、タオルがピンクになったことがありました。
2つ目は1枚の衣類間での色移りです。
1つの衣類で部分的に色が濃いところが、薄いところに移ってしまうというものです。
この場合、家でのお洗濯はかなり難しくなります。
色移りを防ぐには
では、色移りを防ぐためにどのようなことをすればよいのでしょうか。
お洗濯のポイントをご紹介していきます。
1つ目は、白いものと色物とは分けて洗うようにしましょう。
なかなか毎日のお洗濯の中で、色柄ものと分けてお洗濯することは大変です。
しかし、色移りしてしまったものを落とすのはもっと大変になってきます。
ですから、一手間加えて色移りを防止しましょう。
2つ目は、水の温度に注意するということです。
汚れを落としたいために、高い温度のお水でお洗濯することがあると思います。
汚れも落ちやすい変わりに、色も落ちやすくなるので、注意が必要です。
夏は水道水自体の温度が高くなっていますので、さらに注意が必要となります。
3つ目は、洗濯が終わったらすぐに干すようにしましょう。
摩擦や衣類同士がくっついているということも、色移りの原因となります。
お洗濯が終わったらすぐ干しましょう。
4つ目は、中性洗剤を使うということです。
洗濯用洗剤の成分は、現在はいろいろなものがあります。
中性洗剤はおしゃれ着等も洗える、素材に影響を与えにくいものになっています。
おうちでのお洗濯も、用途にあわせていくつか洗剤を用意しておくことをおすすめします。
5つ目は、摩擦などの負荷を与えないということです。
色落ちしないかを試してみて、落ちる可能性があったもの、手洗い表記のものは必ず手洗いをしましょう。
また洗濯ができる表記があっても、色が落ちるものがあります。
新しい色物の服は一度色が落ちないかチェックすることをおすすめします。
6つ目は、紫外線を当てないということです。
お洗濯をする際、裏返しにして洗い、そのまま裏のままで干しましょう。
表で洗って表を向けて干した場合と、裏で洗って干した場合では、色落ちの具合が全く違います。
小さい頃、同じくらい使っているはずなのに、同級生の水着の色が落ちてしまっているのをみて、祖母に聞いたことがありました。
そのとき、『表向きに干しているからだ。洗濯は裏向きで。』と言われたことを思い出しました。
7つ目は、市販の色落ち防止剤や色移り防止シートを使うということです。
色移り防止シートは、洗濯の際に1枚入れて、一緒に洗濯をするだけという優れものです。
必要に応じて利用してみるとよいと思います。
以上、色移りを防ぐ7つのポイントを説明しました。
この中の1つだけでも実践していただければ、色移りをかなり防ぐことができます。
特に1~3については手軽にできますので、実践してみてください。
最後に
このように、色落ちの確認、また色移りをさせないための方法はたくさんあります。
そのほとんどが、日常生活の中で簡単にできるものです。
一手間をかけることはめんどくさいようですが、色移りを落とす方が何倍も時間を要します。
もし、もう色落ちしてしまったというかたは、プロに任せるというのも手です。
染み抜きなどに強いプロの方にご相談くださいね。
また、一度洗濯機に色がついてしまうと、他のものにもどんどん移ってしまいます。
そちらにも注意していただけたらと思います。
今回ご紹介したお洗濯の方法は、簡単にできるものばかりですので、是非試してみてください。