毎日のお洗濯お疲れ様です。
衣類に黒いポツポツとした、黒カビのようなものがついている
衣類にカビのような白いあとがある
といったことは、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか?
私も、毎日しっかりお洗濯しているのに、こういった経験があります。
また、
クローゼットの奥にしまっていたらカビがついていた・・・
という経験もあるかもしれません。
しっかりお洗濯して、しまったはずなのに(涙)
悲しくなりますよね。
こういう、カビのついた衣類は捨てるしかないかな、と思うのではないでしょうか?
でも、ちょっと待ってください!
今回ご紹介する方法で、落とせるかもしれません。
黒カビと白カビの特徴や、それぞれの対処法をご紹介します。
ではどうぞ。
カビの種類を確認
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/11/sweatshirts-428607_1920-1024x678.jpg)
衣類に付くカビは、大きく分けて2種類考えられます。
黒カビ
衣類についている黒い点々、それが黒カビです。
黒カビは奥深くまで根をおろします。
よく、お風呂洗剤のCMでも、黒カビの根のはりかたが、取り上げられていますよね。
黒カビは表面だけきれいにしても撃退することはできないのです。
衣類用の漂白剤を使用し、衣類の繊維の奥の奥まで、除菌漂白しましょう。
私もTシャツに黒カビがついた経験があります。
ある夏の日、ふと脱衣場でTシャツを脱ごうとすると、黒い転々が無数にできていました。
結構頻繁に着ていて、毎回洗っていたのでショックでした。
このように、黒カビはよく衣類についてしまうのです。
白カビ
濃い色の服にほこりのように白く広がっているのが、白カビです。
白カビは黒カビとは違い、表面に広がっていることが多いです。
しかし、カビはカビです!
しっかりと除菌しておきましょう。
黒カビの対処方法
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/11/6aefd346b31eb5f7973816ae07f0b567_s.jpg)
黒カビは、衣類の奥の奥まで入り込んで根を張るので、つけおき洗いがおすすめです!
① カビに直接衣類用の酸素系漂白剤を塗り込む
まず、換気をしっかりしならが行います。
衣類についているカビの1つ1つに、綿棒などを使い漂白剤を塗り込んでください。
② 漂白液を作る
洗面器やバケツなどに、熱湯と漂白剤を入れて漂白液を作りましょう。
漂白剤は、水の量に合わせて容器に記載の分量を入れるようにしてください。
③ つけおき洗いをする
②で作成した液体に衣類をつけて、30分から2時間待ちます。
汚れの落ち具合は時々確認してくださいね。
④ すすいで完了
カビが落ちたのを確認できたら、すすいで完了です。
あとはいつも通り、洗濯機の中に入れ回せばOKです。
今回は漂白力を強めるために熱湯を使用しましたが、繊維を痛めることもあるため、注意が必要です。
また、黒カビを落としたい一心で擦ってしまうと、かえってカビが奥深くまでいってしまうので、気を付けましょう。
もし、上記の方法で黒カビを撃退できなかった場合は、粉末の酸素系漂白剤を使用してみましょう。
液体よりも強力ですから、除菌漂白がしっかりできるはずです。
白カビの対処方法
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/12/washing-machine-2668472_1920-1024x683.jpg)
白カビは黒カビと比べると、落とすのが簡単です。
① 衣類のカビを払う
衣類のカビを屋外で払い落としましょう。
② アルコールスプレーをかける
除菌用のアルコールスプレーを吹き付けましょう。
吹き付けたら10分ほど放置し、乾かします。
③ 衣類用の酸素系漂白剤を使ってお洗濯
漂白剤を加えて、洗濯機で洗いましょう。
④ しっかりと干す
水分がなくなるまでしっかりと乾かせば完了です。
屋外に干せば、紫外線で除菌もできますのでおすすめです!
カビはアルコールが苦手なので、しつ かり吹き付けることにより再発防止にもなります。
白カビは表面にできるので、黒カビよりも簡単に撃退できます。
どうして衣類にカビがつくのか?
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/11/kaigoIMGL7650-1024x683.jpg)
カビの対処方法をご紹介しましたが、そもそもなぜ衣類にカビがつくのでしょうか。
服を洗ってしまうだけなのに、納得いかないですよね?
原因は、
衣類をしまっている環境
にあります。
つまり、タンスやクローゼット、押し入れなどの環境に問題があるのです。
服をしまう場所は、空気がこもりやすく高温多湿になりやすいため、カビが発生しやすくなるのです。
カビは色々な場所で発生します。
温度25℃、湿度75%以上あり、条件が揃えば簡単に発生してしまうと言いますから、注意が必要です。
特に湿度が高くなる季節は要注意ですね。
対策をしてカビを撃退しましょう!
カビを予防する方法
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/12/26ed28e56b9853a613bc4592367a1fe6_m-1024x768.jpg)
どうすればカビの付着を防げるか?
ここで、カビを予防する方法をご紹介します。
① 洗濯槽は定期的にお掃除をする
洗濯槽のお掃除は、洗濯槽専用の洗剤が便利です。
洗濯機に入れて回すだけと、簡単にできるものばかりです。
お使いの洗濯機にあったものを利用して、いつもきれいな状態でお洗濯しましょう。
② 衣類の収納場所はこまめにお掃除する
衣類をしまっている場所にカビが繁殖していたら、そこからカビが衣類に移ってしまいます。
定期的にお掃除をして確認しましょう。
カビが発生していたら、アルコールで除菌するようにしましょう。
③ しっかり除湿する
除湿機や除湿剤、新聞紙をひくなど、各ご家庭に合わせた除湿対策をしましょう。
まとめ
![](https://sentaku-kotu.site/wp/wp-content/uploads/2019/12/checklist-2077019_1920-1024x530.jpg)
いかがでしたか?
衣類にカビがついていると、ショックですよね。
もう捨ててしまおう!と思っていたかたも、おられたのではないかと思います。
そのような場合は、ご紹介した方法で対処してください。
簡単にまとめますと、
黒カビの対処法
① カビに直接衣類用の酸素系漂白剤を塗り込む
② 漂白液を作る
③ つけおき洗いをする
④ すすいで完了
白カビの対処法
① 衣類のカビを払う
② アルコールスプレーをかける
③ 衣類用の酸素系漂白剤を使ってお洗濯
④ しっかりと干す
になります。
今回ご紹介した方法は、簡単にすぐにできる、撃退方法です。
皆さんも是非お試しください。
しかし、まずはカビは作らないのが一番です。
対策をしていきたいですね。
明日からのお洗濯も、素敵なものになりますように。