毎日のお洗濯お疲れ様です。
今回は、服についてしまった血液を簡単に取る方法をご紹介します。
服に血液がついてしまうことは、日常生活の中で結構ありますよね。
私は秋も深まってくると、乾燥のため手の甲がガサガサになり、切れて出血してしまいます。
そうすると、知らず知らずのうちに服に血液がついているなんてことは、日常茶飯事でした。
他にも、子供さんが元気よく遊んで転んだ擦り傷からの出血の血液がつく、切り傷の血液がついてしまう、鼻血が垂れて服についてしまうなど、結構あると思います。
そんなとき、この方法さえ知っておけば、楽に簡単に血液の落とすことができます。
それではご紹介していきます。
目次
きれいに落とすにはスピードが重要
血液がついてしまった場合は、どのような洗い方でお洗濯すればいいのでしょうか?
今回は、家で鼻血が洋服に垂れたというときを例に、血液を簡単に落とすお洗濯方法をご紹介します。
家にいるときに、ポタッと鼻血が垂れてしまったとします。
落ちた場所はTシャツの胸の辺りです。
①流水で鼻血がついたところをすぐに流す
ここでポイントなのが、必ず水を使うということです。
また、血液量が多いときに溜めておいた水を使うと、血液の混じった水が衣類に再度染み込んでしまうこともあります。
それを防ぐためにも、流水を使うところがポイントです。
また、必ず水を使うようにしましょう。
お湯を使うと血液の成分上、固まってしまって落ちにくくなってしまうことがあります。
②洗濯洗剤を直接つけて手洗い
流水で流したあとは、汚れたところに直接洗濯洗剤をつけて手洗いします。
血液のシミがなくなるように洗っていきましょう。
③すすぐ
洗剤と血液の汚れの浮き出たものを、すすぎます。
このときも①でお話ししたように、流水を使うことをおすすめします。
④シミが残っていれば液体洗剤、酸素系の漂白剤を
シミがきれいに落ちきっていない場合は、液体洗剤を直接つけましょう。
シミがひどい場合は、酸素系の漂白剤を使用するときれいになります。
⑤洗濯機に入れて標準コースで回す
洗濯洗剤を適量入れて、標準コースで回して完了です。
ポイントをおさらいしましょう!
・すばやく対処する
・必ず流水で洗い流す
・手洗いし汚れを落とす
・完全に落ちきらなかったら、液体洗剤か漂白剤を直接つけてから洗濯機で洗う
血液がついてしまったら、すぐに対処することが重要です!
時間が経つにつれて、落ちにくくなってしまいます。
外出先での緊急対処法
お出かけした時に大事なお洋服に血がついてしまった・・・。
お子さんがいらっしゃると、そのような場面もあるかと思います。
そこで次に、外出先で服に血液がついたときの対処法をご紹介します。
①血液がついたところをティッシュなどで押さえて、血液を吸い取る
擦ったりすると、繊維に入り込んでしまい落ちにくくなってしまいます。
必ず血液をティッシュで吸うように押し拭きしましょう。
②ハンカチを水で濡らし血液のついた部分をたたく
ハンカチに汚れを移していくイメージで、トントンと叩いていきましょう。
ここで注意していただきたのは、血液がついた裏側から叩かないようにするということです。
これをしてしまうと輪ジミのできる原因になってしまいますので、必ず表面からトントン叩くようにしましょう。
もし血液が付着した部分が袖先などの洗える部分の場合は、流水で流してしまえば簡単です。
③(可能であれば)トイレのハンドソープを利用し手洗い
トイレなどのハンドソープが使用できる場合は、汚れた部分に直接つけて手洗いします。
その後、しっかりすすぎましょう。
④帰宅したらすぐにお洗濯を!
時間が経っているので、汚れた部分に酸素系漂白剤をつけて洗濯機で洗濯しましょう。
汚れがひどい場合は、漂白剤でつけおき洗いをしてからお洗濯してくださいね。
なぜ血液汚れは落ちにくいのか?
血液は服についたあと放置してしまうと、なかなか取れなくなってしまいます。
では、なぜ血液は放置すると落としにくいのでしょうか。
原因は血液に含まれるたんぱく質が、化学変化を起こし酸化するためです。
このため長時間経ってしまうと、落ちにくくなってしまうのです。
確かに、鼻血がでたあとの鼻の中は、カピカピになり厄介になりますよね。
この事から言えることは、血液はついたらすばやい対処が必要だということです。
まとめ
①流水ですぐに流す
②洗濯洗剤をつけて手洗い
③すすぐ
④血液が残っていれば、液体洗剤か酸素系の漂白剤を
⑤洗濯機で洗う
・外出先での緊急対処法
①ティッシュで押さえ、血液を吸い取る
②濡らしたハンカチでたたく
③トイレのハンドソープで手洗い
④帰宅したらすぐにお洗濯
・落ちにくい理由は、血液のたんぱく質が化学反応を起こし酸化するため。
・血液をきれいに落とすにはスピードが重要!
血液が服についてしまうということは、よくありますよね。
でも、紹介した対処方法さえ覚えておけば、心配しなくても大丈夫です。
また、嬉しいのが特別になにかを用意しなくても、身近にあるもので対処ができてしまうということです。
何度もいうようですが、血液がついてしまったら水を使ってすぐに落とすようにしてくださいね。
血液がついて時間がたつことが命取りになります。
血液の汚れにお困りのときは、是非試してみてください。